和メイクで気をつけること
着物の時のメイクと洋服の時のメイク、
大差があるわけではありません。
ただ気をつけたいことは、
☆お顔全体がくすんだ色使いにならないように。
洋服の時は茶系などのモダンない色合いのメイクが映えたりしますが、
着物の時には「残念」になりがちなのです。
☆白塗りはしない。
なんとなく着物の時は白くお顔をしたくなるかも。
あんまり白いと浮いて見えます。
☆薄すぎない。
普段あまりメイクをしない方は濃いめの色の口紅をつけただけで
すご~く派手に感じてしまうかもしれませんが、
薄すぎると、「あら、メイクしてないの?」という
印象をもたれてしまいがちです。
☆赤い口紅ならいいの?
いいえ、そんなことはありません。
お着物の色に合わせて、お顔がキレイに見える色を選びます。
要はトータルバランスが大事です。
着物は面積が広いですから、お顔とのバランスです。
いつもよりメリハリをつけます。
お着物の種類にもよりますよ。
お振袖、留めそで、訪問着、紬・・・
多種多様なお着物がありますから、自分が着る着物に合わせて
色味を選びます。
私の和メイクレッスンは、
お手持ちのメイク道具を全部お持ちいただき、
着たいお着物の写真もお持ちいただきます。
そのお写真を見ながら、色味を選んでいきます。
習った時だけメイクできて、翌日には再現できないメイクでは
意味がありません。
いつでもできるメイクで、ポイントをお教えしています。